ウェルカムレターの書き方
ウェルカムレターは、新しく迎える相手へ最初に渡す歓迎の手紙です。新入社員、新規顧客、宿泊客など場面はさまざまですが、共通するのは相手が不安を抱えている状態で読むということ。だから歓迎の言葉より、「次に何をすればよいか」が書かれていることのほうが、実際には安心につながります。
ウェルカムレターの書き方 5ステップ
- 歓迎の言葉から始める
- 相手が知りたい実務情報を書く(日時・場所・持ち物・手順)
- 困ったときの連絡先を明示する
- これからの流れを簡潔に示す
- 署名して、相手が最初に目にする場所に置く
記入項目の書き方
- 歓迎の言葉:定型でも構いません。ただしここだけで終わらせないことです。
- 次にすること:「◯月◯日◯時に◯◯へお越しください」。最初の1歩を具体的に書きます。
- 持ち物・準備:必要なものを箇条書きに。当日慌てさせないための情報です。
- 連絡先:担当者の氏名と連絡先。困ったときに聞ける相手がいると分かるだけで不安が減ります。
- 今後の流れ:研修期間、導入スケジュール、滞在中の予定など。
- ちょっとした情報:近くの食事処、休憩室の場所、社内の呼び方。案内には書かれていないことが最も喜ばれます。
書き方の注意点
- 歓迎だけで終わらせない:「ようこそ」「歓迎します」だけの手紙は、読んだ直後に用がなくなります。実務情報とセットにして初めて手元に残ります。
- 最初の1歩を具体的に:新入社員なら初日の集合場所と時刻、新規顧客なら最初の打ち合わせ、宿泊客なら朝食の時間。迷いを1つ消すごとに価値が出ます。
- 聞ける相手を明示する:「何かあればお気軽に」ではなく、氏名と連絡先を書きます。誰に聞けばよいか分からない状態が、最も不安を生みます。
- 専門用語を使わない:社内の略称や業界用語は、新しく来た人には伝わりません。最初の文書ほど平易にします。
- 長くしない:A4で1枚。初日に渡される書類は他にもたくさんあります。読まれる量に収めます。
- 手書きを一言添える:印刷した本文に、担当者の手書きが一行あるだけで受け取られ方が変わります。
よくある質問
Q. ウェルカムレターはいつ渡しますか?
A. 新入社員なら入社前または初日、新規顧客なら契約直後、宿泊客なら客室に用意しておくのが一般的です。
Q. メールでもよいですか?
A. 構いません。ただし初日に渡す紙の手紙は、机の上に残るという利点があります。
Q. 何を書けばよいか分かりません。
A. 自分が同じ立場だったとき、最初に何が分からなかったかを思い出します。それがそのまま書くべき内容です。