週報の書き方
週報は、1週間の進捗と課題をまとめて共有する文書です。日報が行動の記録、月報が傾向の分析だとすれば、週報は軌道修正のための文書。1週間は、ずれに気づいて直せるちょうどよい単位です。だから週報の中心は「やったこと」ではなく、予定と実際のずれと、それをどう戻すかになります。
週報の書き方 5ステップ
- 対象週と氏名・部署を書く
- 先週立てた予定に対する達成・未達を書く
- 未達の理由と、その影響を書く
- 今週判明した課題・リスクを書く
- 来週の予定と、支援してほしいことを書く
記入項目の書き方
- 予定と実績:先週の週報に書いた予定を転記して照合します。これをやらないと週報が独立した感想文になります。
- 進捗率:案件ごとの進み具合。「順調」ではなく「設計70%完了(予定80%)」。
- 未達の理由:「時間が足りなかった」ではなく「先方の回答待ちで3日停止」。原因が外部か内部かで手が変わります。
- 課題・リスク:今週見えてきた懸念。早く出すほど手が打てます。
- 来週の予定:具体的な作業と目標。これが翌週の照合対象になります。
- 支援依頼:自分では解決できないこと。ここが空欄続きの週報は、抱え込みのサインです。
書き方の注意点
- 先週の予定と照合する:週報の価値はここに集約されます。予定を立てて振り返るサイクルがないと、書く意味がありません。
- 日報の要約にしない:日々の行動を並べても、上司は判断できません。ずれと、その原因だけで足ります。
- 悪い情報を早く出す:週報は問題を早期に共有する場です。遅れや懸念を隠すと、月報の段階では手遅れになります。
- 提出日を固定する:金曜夕方か月曜朝に固定します。バラバラだと読む側がまとめて確認できません。
- 日報と両方は求めない:日報・週報・月報をすべて課すと、書く時間が業務を圧迫します。役割が重なるなら削る判断も必要です。
よくある質問
Q. 週報と日報の両方が必要ですか?
A. 目的が重なるなら片方で足ります。日報で細かく記録しているなら、週報はずれと課題に絞ると負担が減ります。
Q. 進捗がない週はどう書きますか?
A. なぜ進まなかったかを書きます。待ちが発生している箇所が見えれば、上司が動ける材料になります。
Q. どのくらいの分量が適切ですか?
A. A4で半分程度です。読む側は複数人分を見るため、短いほど読まれます。