履歴書の書き方
履歴書は、応募者の基本情報と経歴を伝える書類です。読み手は短時間で多数を見るため、内容の良し悪し以前に正確さと読みやすさで判断されます。特に学歴・職歴は年号の統一と正式名称が基本で、ここが崩れていると仕事の丁寧さまで疑われます。書式は自由ですが、押さえるべき型は決まっています。
履歴書の書き方 5ステップ
- 日付は提出日(郵送なら投函日)を書く
- 氏名・住所をふりがなつきで正確に書く
- 学歴を入学・卒業の順に、正式名称で書く
- 職歴を入社・退社の順に、会社の正式名称で書く
- 志望動機・自己PR・本人希望欄を埋めて仕上げる
記入項目の書き方
- 日付:作成日ではなく提出日。面接持参なら面接日を書きます。
- 学歴:1行目に「学歴」と中央寄せで見出しを書き、高校以降を入学・卒業の対で書きます。学校名は「◯◯高等学校」と正式名称で。
- 職歴:「◯◯株式会社 入社」「一身上の都合により退社」。(株)と略さないのが基本です。
- 免許・資格:取得年月順に。正式名称で書きます(「普通自動車第一種運転免許」など)。
- 志望動機:その会社でなければならない理由を、自分の経験と結びつけて書きます。
- 本人希望記入欄:勤務地や職種の希望がある場合のみ。特になければ「貴社の規定に従います」と書きます。
書き方の注意点
- 性別欄は任意記載へ:2021年4月に日本産業規格(JIS)の様式例が削除され、厚生労働省が新たな様式例を示しました。新様式では性別欄は「男・女」の選択式ではなく任意記載となり、通勤時間・扶養家族数・配偶者の欄もなくなっています。
- 書いてはいけない項目:本籍地、家族の職業、資産、思想信条、宗教は、就職差別につながるとして厚生労働省が収集しないよう求めています。応募者側も書く必要はありません。
- 年号を統一する:西暦か和暦のどちらかに統一します。履歴書と職務経歴書で揃えると読み手が混乱しません。
- 空白期間の説明:経歴に空白があれば、療養・留学・資格取得など事実を簡潔に書きます。触れないほうが不自然に見えます。
- 最後は「以上」:職歴の最終行の次の行に、右寄せで「以上」と書きます。
- 修正液は使わない:書き損じたら新しい用紙に書き直します。訂正印での修正も避けるのが無難です。
よくある質問
Q. 履歴書は手書きとパソコンのどちらがよいですか?
A. 指定がなければどちらでも構いません。パソコンのほうが読みやすく、修正も容易です。手書き指定がある場合のみ手書きにします。
Q. 性別は書かなくてもよいですか?
A. 新しい様式例では任意記載です。書きたくなければ空欄で構いません。
Q. アルバイトの経験も職歴に書きますか?
A. 応募職種に関係する経験なら書く価値があります。短期のものを網羅する必要はありません。