電話メモの書き方
電話メモは、不在者宛の電話内容を書き留めて伝える紙です。短い書類ですが、抜けると必ず問題になる項目が決まっています——いつ・誰から・誰宛に・用件・折り返しの要否の5つ。特に相手の電話番号は、聞いたつもりで書き忘れると、受けた本人しか対応できなくなります。
電話メモの書き方 5ステップ
- 受電日時を記入する
- 相手の会社名・部署・氏名を確認して記入する
- 誰宛の電話かを記入する
- 用件を簡潔に記入する
- 折り返しの要否と連絡先を確認し、受けた自分の名前を書いて渡す
記入項目の書き方
- 受電日時:日付と時刻。折り返しの緊急度を判断する材料になります。
- 相手の会社名・氏名:聞き取れなければその場で確認します。「恐れ入りますが、もう一度お名前をお伺いできますか」。
- 電話番号:折り返しが必要なら必ず聞きます。復唱して確認します。
- 宛先:誰宛の電話か。同姓の社員がいる場合は部署も。
- 用件:1〜2行。詳しく聞きすぎず、本人が折り返せる程度で十分です。
- 折り返しの要否:「折り返し希望」「また掛け直す」「伝言のみ」。ここが最も重要です。
- 受電者:自分の名前。後から確認したいときの窓口になります。
書き方の注意点
- 番号は必ず復唱する:聞き間違いは頻繁に起きます。「◯◯◯-◯◯◯◯でよろしいでしょうか」と数字を区切って確認します。
- 名前は漢字まで確認しない:急ぎの用件でフルネームの漢字を尋ねると、相手を待たせます。カタカナで記録し、必要なら後から確認します。
- 用件を掘りすぎない:本人が対応する案件を、電話を受けた人が詳しく聞き出す必要はありません。折り返せる情報が揃えば十分です。
- 渡し方を決める:机に置くだけだと気づかれません。チャットでも一報を入れるなど、二重の経路を決めておきます。
- クレームは受電者名を残す:苦情の電話は、後から経緯を確認することになります。受けた人と時刻が分かる形にしておきます。
- 個人情報を書きすぎない:机上に置かれるメモは他の人の目に触れます。用件に個人の事情が含まれる場合は、口頭で補います。
よくある質問
Q. 相手の名前が聞き取れない場合はどうしますか?
A. その場で聞き返します。「恐れ入ります、お電話が遠いようで」と添えると角が立ちません。
Q. 折り返し先が携帯か会社かは聞くべきですか?
A. 聞きます。会社に折り返して不在だと、往復が増えます。
Q. 電話メモは紙とチャットどちらがよいですか?
A. 確実に届くのはチャットです。ただし記録として残す運用なら紙も有効で、併用が実務的です。