案内状の書き方
案内状は、会合・式典・説明会・懇親会などへの参加を呼びかける書面です。読み手が知りたいことは決まっていて、いつ・どこで・何が・いくらで・いつまでに返事をするかの5点。この5つが最初の一読で分かる案内状は出席率が上がり、どれかが欠けると問い合わせの電話が増えます。
案内状の書き方 5ステップ
- 頭語と時候の挨拶のあと、開催の趣旨を書く
- 「記」として日時・場所・会費・持ち物を箇条書きにする
- 会場へのアクセス(最寄り駅・駐車場の有無)を添える
- 出欠の返信方法と返信期限を明記する
- 問い合わせ先を書き、「以上」で締めて出力する
記入項目の書き方
- 開催日時:曜日も入れます。開始時刻に加え、受付開始と終了予定時刻も書くと予定が立てやすくなります。
- 場所:施設名だけでなく住所と、可能なら会場名(◯階 ◯◯ホール)まで。
- 会費:当日払いか事前振込か、釣銭の要否まで書くと受付が滞りません。
- 返信期限:準備に必要な日から逆算します。会場や食事の手配があるなら開催の2週間前が目安です。
- 返信方法:はがき・メール・フォームのいずれか。複数用意すると回収率が上がります。
- 問い合わせ先:担当者名と電話番号・メールアドレス。日中連絡が取れる先にします。
書き方の注意点
- 送るタイミング:1か月前が目安です。早すぎると忘れられ、遅すぎると予定が埋まっています。格式のある式典は2か月前に出すこともあります。
- 返信期限は「必着」で:「◯月◯日必着」と書きます。「まで」だけだと消印有効と誤解されます。
- 往復はがきの書き方:返信用の宛名に自分の名前を書く際は「行」とし、返す側が「様」に直します。返信面の「御出席」「御芳名」の「御」「御芳」は返信時に消すのが作法です。
- 慶事では句読点を避ける:結婚式など慶事の案内状では、賞状と同じく句読点を打たない慣習があります。改行と空白で区切ります。
- 欠席者への配慮:欠席の返信をもらったら、後日に議事録や資料を送る旨を書いておくと丁寧です。
よくある質問
Q. 案内状はメールでもよいですか?
A. 社内や日常的な取引先ならメールで十分です。式典や公式行事、目上の方への案内は書面が丁寧です。
Q. 返信がない人にはどうすればよいですか?
A. 期限の数日後に電話やメールで確認します。返信忘れは珍しくないため、催促ではなく確認の姿勢で連絡します。
Q. 会費を書きにくい場合はどうしますか?
A. 「会費 ◯,◯◯◯円(当日受付にてお納めください)」と事務的に書けば失礼になりません。書かないほうが相手を困らせます。