前回のあらすじ
【第2回】ChatGPT大格闘編では、ChatGPTとの壮絶な戦いを語った。無限コピペ、直すたびに壊れるコード、前の文脈を忘れるAI。プログラミング未経験者にとって、「AIがコードを書いてチャットに出す」という体験は地獄だった。
心が折れかけていた時、あるツールと出会う。
Claude Code ― 何が違ったのか
ある日、Xのタイムラインで「Claude Code」という単語を見かけた。
最初は「また似たようなAIチャットでしょ?」と思った。ChatGPTで散々な目に遭った後だ。期待値はゼロに近かった。
でも説明を読んで、一つだけ決定的に違う点があった。
Claude Codeは「あなたのPCのファイルを直接読み書きする」。コピペは不要。ファイルの場所もAIが把握している。
これがどれだけ革命的だったか、プログラミング経験者には伝わりにくいかもしれない。
でも未経験者にとって、これは天と地の差だった。
最初の体験 ― 衝撃
Claude Codeをインストールして、ターミナルを開いた。
正直、ターミナル(黒い画面)を見た時は少し怯んだ。でも思い切って日本語で話しかけた。
ファイルを「見せて」と言ったら、本当に見に行った。 「直して」と言ったら、本当にファイルが書き換わった。
コピペしてない。ブラウザとエディタを行き来してない。ファイルを間違えてもいない。
コピペ地獄からの解放
ChatGPTでは1回の修正に5分かかっていた。コード読んで、コピーして、ファイル開いて、貼って、保存して、実行して、エラー見て、またChatGPTに戻って…。
Claude Codeでは**「直して」の一言**で完了する。
コードが出る → コピー → エディタに切替 → 全選択 → 貼付 → 保存 → 実行 → エラー → チャットに戻る → エラー文コピー → 貼付 → 修正コード出る → 最初に戻る
「ここにバグがある」→ 直った
大げさじゃなく、こういうことだ。
「覚えている」という安心感
もう一つ、ChatGPTで地獄だったポイント ― 文脈を忘れる問題。
Claude Codeは、プロジェクト内のファイルを直接読んでいる。だから「さっき作った関数」の名前を忘れない。ファイルに書いてあるから。
ChatGPTでは自分が送った会話テキストだけが頼りだった。でもClaude Codeはソースコード自体が記憶だ。会話が長くなっても、ファイルを読めば状態がわかる。
開発速度が10倍になった
これは体感ではなく、事実だ。
ChatGPT時代に1週間かけて作った機能が、Claude Codeでは半日で完成した。コピペのオーバーヘッドがなくなったのもあるが、それ以上に「修正が正確」だからだ。
Aを直してBが壊れる、あのモグラ叩きが激減した。Claude Codeはファイル全体を見ているから、修正の影響範囲を理解している。
そしてプロダクト開発が加速する
ChatGPT時代は「ちゃんと動く勤怠記録」を作るだけで精一杯だった。
Claude Codeに出会ってからは、次々に機能が追加されていった。カレンダー連携、自動集計、PDF請求書の生成…。
「これ、もしかして他の家庭教師にも使ってもらえるのでは?」
そう思い始めたのは、この頃だった。
次回予告
【第4回】影武者システム誕生編 — 自分用のツールが「製品」になる瞬間。「影武者」という名前に込めた想いと、プロダクト化への第一歩。
家庭教師の勤怠管理、まだ手作業でやってませんか?
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